インプラント

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インプラント治療について

インプラント治療とは、歯を失った場所に人工的な歯の根(人工歯根)を埋め込み、 その上に人工の歯を作製し、噛み合わせを回復する治療法です。

インプラント治療を行うと、グラつかず自分の歯のように噛むことができるようになります。 ブリッジや部分入れ歯と違い、独立した歯であるため、他の健康な歯に負担をかけることがありません。

トップ・ダウン・トリートメント

img 理想的なのは、歯が在るべき所にインプラントを植立することですが、そこに必ずしも充分な骨(インプラントをすべて1ミリ余裕を持って覆う骨量。 
インプラントの直径は平均約4ミリ、長さは平均11ミリ)があるとは限りません。

そこで、近年では増骨手術をしたり、インプラントを植立したい所に重要な組織が存在する場合に、それを移動もしくは形状を変えるなどの付加手術をすることで理想的な位置にインプラントを植立できるようになりました。

その増骨処置にはGBR(ガイデッド・ボーン・リジェネレーション)という方法が最も臨床で用いられ、これは骨と骨補填材(日本では牛骨や人工骨を血液から 採取する成長因子の豊富なPRPといったものに混ぜて使用することが多い。当クリニックは狂牛病の問題から牛骨は使用しません。)を移植する方法です。

※ブロックボーングラフト~インプラント植立部位の骨量があまりにも少ない場合や前歯の審美回復のために、患者様の体のほかの部分から自家骨を採取してくる方法で、質量ともに充分な骨が必要な場合に行います。

 

 

サンドイッチグラフト

現在欧米では、より質の高い骨をつくるためにサン ドイッチグラフト法が用いられております。

これは、人の骨には骨密度の高いところ(皮質骨~硬い骨でおもに外力から内部を守るために骨の表層部に多い) と、低いところ(海綿骨~軟らかい骨で血流が良く、骨の内部に多い)があるように、グラフト剤(骨や骨補填剤)も適材適所に数種類、層状に“サンドイッ チ”することでより質の高い骨造成を可能とし、インプラントの予知性が格段に向上しました。

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主なグラフト剤(骨と骨補填剤)~手術サイトやドナーサイト(別の所)から得られた自家骨(患者様ご自身の骨で最も良い)の海綿骨(内の軟らかい骨)と他 家骨(他人の骨で、現在日本で購入することができません。
当クリニックはご用意しておりますが、使用には、患者様の承 諾が必要です。)、そして各成長因子が入った人工骨(100%人工の硬い骨様構造物)とそれらを覆うように用いられるコラーゲンメンブレン(コラーゲン 膜)などがあります。

 

当クリニックは、上記の最新材料を設備しており、サンドイッチグラフ法を用いる事で、より予知性の高いインプラント手術をご提供させていただけると確信しております。

インプラント治療の成功率とは?

現在インプラントの歴史は40年位あり、日本国内でも約30種類のインプラントが厚生労働省で認可を受けています。

世界のインプラント成功の基準は10年以上機能したインプラントだと言われています。


では11年目以降からは、特にご本人の健康状態に比例すると考えられており、実際に40年近く機能している例はたくさんあります。

 

ただ不幸にも、トラブルに見舞われた場合も安心です。
歯が抜けた部位の傷口が6ヶ月で完全に治癒するのと同じで、インプラントも骨の中に入れますので抜けても骨は再生します。


再度、サイズを変えるなどして植立すれば大丈夫です。
重要なことは、もしインプラントが抜けてしまっても、いかにフォローアップしていくか、あるいはできるかだと考えています。


また成功率を左右するのは、日常のお手入れと年に数回のインプラント専門クリニックでの定期検診と、メンテナンスです。

 

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インプラント矯正

動かないインプラントを用いて矯正治療を行います。

インプラント矯正についての詳細はこちら≫

 

インプラントの咬合様式

インプラントが噛む力を負担する場合は、インプラントのねじ山の真上からの力に対しては非常に高い抵抗力をみせますが、真横からの力に対しては案外弱いです。
ですから、2本の連続した欠損部が奥歯にある場合はほぼ100%連結することで横揺れの力に抵抗できるようにいたします。
そこでインプラントが骨と結合して成功したとしても、長い年月のうちに口の中の噛み合せに狂いが生じ強く横揺れの力を受ける場合があり、これは将来的にインプラント失敗に繋がるりますので、定期的な検診により横揺れの噛み合せになっていないか調べる必要があります。

 

 

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難症例のインプラント手術

 

ウィンドウテクニック(上顎洞底挙上術)

※骨移植手術を含む
顎の骨の上には「上顎洞」という空洞があり、歯が抜け落ちるとその空洞が広がり、骨の厚みが薄くなります。
ウインドウテクニックは、その広がった上顎洞に骨補填材や自家骨を補充しインプラントを植立するための骨を再生する方法です。

 

◆サイナスリフト同時インプラント植立

(インプラント体が機械的に固定できる骨の厚みが約5ミリ程度あれば、サイナスリフト手術と同時にインプラントを植立することができ、手術が一回で、治療期間も約3~4ヶ月短縮することができます。)

 

  • 1→
    上顎洞へ骨をとりウイン
    ドウを開けます。
  • 2→
    骨膜(赤)を慎重に骨か
    らハクリしスペースメイ
    キングします。
  • 3→1
    挙上した膜を保持しイン
    プラントホールを形成し
    ます。
  • 4→
    できたスペースに各種
    骨補填剤を充填(サン
    ドイッチグラフト)します。
  • 5→
    インプラント体を植立し
    歯肉を元に戻して手術
    終了です。

 

オステオトームテクニック

ウインドウテクニックをするまでに至らないけど、インプラントを植立する上顎洞の下の骨が薄い場合は、オステオトームという円柱状のノミのような器具を用いて上顎洞を挙上する方法です。

 

  • 1→2→3→4

 

GBR*テクニック(増骨手術)

*ガイデッドボーンリジェネレーション「骨再生誘導方(GBR)」は、歯槽骨(歯茎の下の骨)の吸収によって骨の高さや幅が足りなくなってしまい、インプラントを植立できないときに行う骨増生手術です。
インプラント体の周りに顆粒状の骨補填剤を移植しているところです。
この下には、自家骨や他人骨をサンドイッチし(サンドイッチグラフト)、より質の良い骨を再生します。

 

ブロックボーングラフト(遊離骨移植術)

この方法は、顎の骨が非常に大きく溶けてしまって、薄い、あるいは低い、貧弱な歯槽骨しかない人に用いられる手法で、骨再生のための最終的手段です。
移植する骨は、おとがいや、下顎の後ろのほうから採取します。移植骨のとがったところを丸く形成して骨の量が足りないところにもって行き、細いチタン製のネジで固定します。
約4ヶ月後にネジを取ってインプラントを植立します。

 

抜歯即時インプラント植立

※抜歯即時インプラント植立は、手術による感染のリスクを減じる、抜歯後の骨の吸収を抑える、いたずらに長くなる治療期間を著しく減じる、最適な位置にインプラントが植立できる、非常に有効な方法です。
それには、増骨のための骨移植が同時に必要になることが多く(抜歯が必要な歯は、周りの骨まで犯されているもの、いわゆる歯周炎が合併しているのがほとんどだからです。)、術後に増骨材(自家骨、他家骨、人工骨、またコラーゲン膜やその混合で、当医院ではそれらを適材適所に配置するサンドイッチグラフト・ミシガン大学メソッドを施すことがほとんどです)の露出を防ぐ コンビネーションティッシュグラフト(結合組織移植手術≒歯肉の移植)が必要な場合が多いです。(抜歯前の歯の体積分の歯肉量の不足のため)
なお、比較的小さい歯(前歯や下の小臼歯など)や歯周炎が進行している歯の抜歯即時インプラント植立は、粘膜骨膜弁(骨と粘膜の間)のテンションを減じる(減張切開)ことで緊密な縫合が可能になることも多く医師の診断力、技術力、そしてセンス、が問われます。
いずれにしましても、起炎物質(炎症を起こす、または起こしている原因である病的な組織)の完全な除去は必須で、念入りなソウハが必要となります。

 

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安全上インプラントができないケース

糖尿病で血糖値のコントロールが悪い

インシュリン依存性糖尿病の方で、血糖値を良好にコントロールできない人は、インプラント治療は避けたほうが良いと思います。

 

糖尿病になると、糖が細胞内 に取り込まれません。
体の細胞のエネルギー源となる糖が送り込まれないため、細胞は一種の飢餓状態におかれることになります。
これが原因で様々な組織の細 胞に障害が発生するのが糖尿病の特徴です。

 

血管の細胞の障害により傷の治りが悪くなったり、免疫系の働きの低下によって、細菌感染に対する抵抗力が低下し たりすることはその典型例です。
このために手術のリスクも上がることが考えられます。

 

しかし、糖尿病の人がみんなインプラント手術をできないという事ではなく、血糖値が良好にコントロールされていれば、インプラント治療を受けることはできますがその場合には、手術の規模を最小化することが条件となります。

 

重度の肝疾患

急性肝炎、肝硬変、重度の肝疾患のある人も、インプラント手術を受けるのは危険です。

 

肝硬変の場合、血液中の主なたんぱく質であるアルブミンが肝臓で合成 されない他、血液を凝固させる因子も合成が十分でありません。

 

手術をすると血がとまらなくなってしまうことも考えられます。

 

さらに手術時に投与される薬剤 が肝臓で代謝されないこともあり、十分な術前評価が必要です。

 

心不全を伴う重い心臓病

重度の心臓病の人も残念ながらインプラント手術は避けるべきです。
心臓病の症状には次のようなものがあります。

 

・息が上がって階段が登れない
・マクラを背中に置かないと息苦しくて眠れない
・いつも足がむくんでいる

 

思い当たる方は最初に内科医の診断を受けていただきます。
心筋梗塞については、発作後半年以上経過している場合、インプラント治療を行えるケースがあります。

 

一方、心臓弁膜症で人工弁置換術を受けられた方や、不整脈治療のために体内型ペースメーカーを入れている方は、口腔内の細菌がこれらの人工物に付着して感染性心内膜炎を起こす可能性があり、やはりインプラント治療は避けたほうが良いと思います。

血液透析を受けるような重度の腎疾患

腎疾患にかかると免疫力が低下することも多く、傷が治りにくいため、インプラント治療に注意が必要です。

 

とりわけ血液透析を受けているような場合は、骨がもろくなっているため、インプラント治療は不適応です。

 

血液透析では腕に動脈と静脈の吻合を作る為、やはり細菌が遠隔臓器に飛ぶ可能性があり、手術は危険です。

その他の病気

コントロール不良の高血圧症や感染に弱い持病のある方、重症の骨粗鬆症で骨密度が異常に低下している人などもインプラント治療は不適応です。

 

NOEL大阪口腔インプラントセンターでは、少しでも危険性があると判断した場合は、専門医の意見を求めますので、持病の申告をお願いします。
いくら機能性も審美性も兼ね備えたインプラント治療を受けたいと願っておられても、リスクを侵してまで行う手術ではありません。

 

NOEL大阪口腔インプラントセンターでは、このような診断の他に、手術に先立って口腔内の感染源となりうる疾患の治療を先行して行う場合があります。例えばインプラント植立位置に近接する虫歯、根尖病巣(歯根の尖端にある膿の袋)、歯周病などがそれに中ります。

 

遠方からの患者様で、当院近隣の病院での問診、検査をご希望の方にはNOEL 大阪口腔インプラントセンター関連病院の貴島病院本院のご案内もさせていただいております。
詳しくは、お問い合わせ下さい。

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